音質に定評のあるRANE社がTABLETURNSのSUGERCUTS監修の元製作したスクラッチミキサー。
磁気を使った非接触フェーダーを縦横共に搭載している唯一のモデル。
メンテナンスフリーのフェーダーはタッチも軽く、跳ね返りは皆無。
(フェーダー内部のバネがシャフトと接触して抵抗することで跳ね返りを零にする構造)
CUT IN/CUT OUTのストローク、音の立ち上がり、共に最高クラスです。
またデジタルの特性を生かし、縦フェーダーの上げ下げでPANを左右に振れたりクロスフェードカーブを左右別個に調整したりすることが可能。
縦フェーダーのカーブを最もきつくするとスイッチ状態になります。05やEXのように3クリックしながらフェードアウトしやすい、ある意味特殊なカーブにはできませんが、メモリと音量が正比例している、MIXを念頭においた本来のフェードカーブにできます。
VESTAX PMCシリーズと比較すると縦フェーダーのストロークは短く、フェーダーノブもかなり傾斜しています。
アイソレータを兼ねたEQには左右それぞれにリセットスイッチがあり、スイッチONでデフォルト状態にしておくことができます。
PANフェーダーの間にあるスライダーでSEND/RETURNからのEFFECTの効き具合を調整できる、FlexFx機能を搭載。
またセッション端子も搭載し、PHONO/LINE切り替えスイッチは縦・横・斜め45°の8方向にセッティング可能です。
このようにTTM56は総合的にみて現行では最強のスクラッチミキサーだと言えるでしょう。
愛用者はD-STYLES、Q-BERT(上位モデルのTTM 57SLを使用)、Excess、toadstyle、Beat Junkies、Space Travelers、Z-Trip、Spinbad、x-ecutioners、A-Trakなど。
サウンドハウス等で販売している平行輸入品の場合、定格電圧がUS仕様のため105V以下の環境ではハムノイズが乗るようです。
家庭用コンセントから電源をとる場合は昇圧トランスを間にかませてやる必要があるでしょう。
※参考資料(family氏提供)・・・SU3使用前のハムノイズ→SU3使用後はハムノイズが消えヒスノイズだけに
(family氏提供/比較のためミキサーのマスター・Gainを全開で録音したものをブースト)
出力が小さいのは電圧の問題ではなく設計上の仕様のようです。
※参考資料(family氏提供)・・・昇圧トランス使用後と仕様前の出力比較
なお交換用カラーパネルも各色販売されています。
TTM56の下位モデル。
Faust & Shortee夫妻が愛用中。
以前はSpinbadも使っていました。
特徴は1...SEND/RETURN、MIC端子を搭載
2...TTM56と違ってフェーダーはVCA
3...ヘッドフォンモニターノブがロータリー式
4...-40〜+10dbの2 BAND EQ搭載
5...VESTAXのPMCシリーズと同じ要領で簡単にクロスフェーダーの交換が可能
交換用クロスフェーダーは\6300でした。
なお縦フェーダー交換の際にはメーカーに出すことになります
6...縦のフェードカーブは三段階に調整可能
7...PHONO/LINE切り替えスイッチは硬め
8...各フェーダーにハムスタースイッチ搭載
TTM54iの下位モデル。
特長は
1...MIC用モノラルSEND/RETURN搭載
2...MIC端子搭載
3...TTM56と違ってフェーダーはVCA
4...ヘッドフォンモニターノブがロータリー式
5....-12〜+12dbの2 BAND EQ搭載
6...縦のフェードカーブは調整不可能
7...PHONO/LINE切り替えスイッチは硬め
音質に定評のあるAllen&Heath社が開発したスクラッチミキサー。
SEND/RETURNとXLR出力を搭載。
デフォルトで搭載されているAllen&Heath用Alpha社製VCAクロスフェーダー(\14,000)は軽くてキレがよいのが特徴。
別売りオプションでAllen&Heath用P&G社製クロスフェーダー(\26,800)にグレードアップすることができます。(インプレ未定/情報求ム)
中を開けるのに特殊な工具が必要なため気軽にメンテナンスを行えません。
フェーダー交換の際には修理という形で本体ごとメーカーへ出すことになります。
なお、クロスフェーダーのカーブを少し緩くした状態でゆっくりとフェーダーを動かすとサムライのように一回のストロークで複数回音が切れるという不具合が報告されています。
特殊な位置に付いているトランスフォーマーSWは縦横四方向にセッティングが可能。
なお写真ではEQが+6〜KILLとなっていますが実際の製品は+6〜-26dbです。
インプットセレクターSWが無く、4系統の入力それぞれにインプットレベルコントロールがついていて各入力を同時に出力可能なため、入力切り替えは各入力レベルをつまみをひねって行う必要があります。
SHORTKUTも切れが悪いと御立腹のHAC300、320を踏まえて作られたスクラッチミキサー。
磁力を使った非接触型のエターナルクロスフェーダーを搭載。
5年間の無償保証がついていて、交換の場合はメーカー修理という形になります。
クロスフェーダーは通常のフェードカーブモードと、 フェーダーを切ることで音がON/OFFできるスイッチモードの二種を切り替え可能。
更にクロスフェーダーに限り、手前のつまみで音の立ち上がる位置を微調整することができます。
CUT IN/CUT OUTのストローク(調整可)、音の立ち上がり、共に最高クラスです。
スペックはVESTAX PMC-07proとほぼ同じで、SEND/RETURN、アイソレータを兼ねたEQ、セッション端子、XLR出力を搭載。
トランスフォーマースイッチは縦・横・斜め45°の8方向にセッティング可能ですが、かなり硬いため扱いづらいのが難点。
内部電圧が36Vと高いため音がいいのも特徴です。
交換用縦フェーダー(VCA)はHAK 310と同じ物で、販売価格\6,300(POWER DJ'S調べ)
下位モデルのHAK 310はカラーリングは同じ黒ですがエターナルクロスフェーダーは搭載していません。