復刻05proQ-BERTモデルの重要な欠陥について

復刻05proQ-BERTモデルを購入したキューベルト氏の報告によると、

・クロスフェーダーの切れが悪い ・Trimつまみをいじってもほとんど音量が変わらない

・低音が異常に効き過ぎている

・ヘッドフォン出力のノイズが酷い といった、PMC05pro、06、07他のVESTAXミキサーとは明らかに異なる欠陥があったため、
これらの不具合についてVESTAXに何度か問い合わせたところ、 以下のような回答が返ってきたとのことです。

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pmc05Qモデルは、数年前にpmc05proの特別使用モデルとして企画された製品の復刻モデルであります。

ご存知の通り、外観デザインは変わっていますが、 内部のpcb構造、回路に至っては旧モデルと同じものが搭載されています。
旧pmc05Qモデルを発売した当時はこの旧性能でも十分にユーザーの方々にご愛用頂いておりましたが、
ユーザーの方々の製品性能に対しての要求レベルも格段に進歩し、 現在ではpmc07モデルですらユーザーの方々の要求には全ては追従できていないと感じています。
今pmc05Qはご指摘の通り性能的に(劣後した部分があることを)認めざるを得ないところが多くあります。

クロスフェーダーの音の切れについては、 現行のpmc07,05pro2等に採用されているfet sw回路が 旧仕様につき搭載されていないのも事実であり、ご指摘の通りです。
この暫定対策として、後付けで現行のsw回路を追加した経緯です。

低音の音割れについてはご指摘の通り、pmc07ispより歪みに対する条件が悪くmなっています。
これは、pmc05pro2、06proAがアダプター容量15vであるのに対して、 pmc07ispはac12v(dc換算電圧18v)であり、
この電圧差がphono ampによって増幅された低音の歪む限界ラインの差を生じさせている為にこのような状態になっています。

弊社といたしましても、御客様のご要望に沿う対応をしたいのですが、 このモデルの限界性能(旧pcb構造、旧回路)もあり、十分な対応を出来ないのが現状です。
ですが、今回技術スタッフと検討した結果、多少ではございますが、 御客様のpmc05Qモデルについての改造改良を一部行いました。
通常扱いの品では、この改造は販売上の都合により出来ないことですが、
下記についての性能確認を、この返送させて頂くomc05Qモデルをチェックして頂き、 ご判断して頂ければと思います。

1.fet sw回路採用による音の切れを10%程度改善しました。
2.電源部に現在pmc05pro2の回路に採用している電源回路を搭載いたしました。
 若干ではありますが、ヘッドルーム(歪み)を改善しました。

この一部改良したpmc05Qモデルをチェック頂き、 今後この製品をご使用頂けるか否かをご判断頂ければ幸いです。
御客様のご要望にかなわない場合は販売店にて適切な処置をさせて頂きますので・・・・

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上記のVESTAXの回答では、復刻版05proQモデルの不具合はオリジナルにもある、とのことでしたので、
クリフェー氏、JIF-ROCK氏、アサミ氏の協力で、オリジナルと復刻版を比較検証してみました。

その結果、クロスフェーダーの切れが他のPMCシリーズに比べて悪いというのはオリジナルでも確認されたものの、

・Trimつまみをいじってもほとんど音量が変わらない

・低音が異常に効き過ぎている

・ヘッドフォン出力のノイズが酷い

といった現象については確認できませんでした。

よって我々は復刻05proQ-BERTモデルには明らかな欠陥があると考えます。

この件について皆様の御意見お待ちしております。


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